【現況報告です】ドイツの今。そしてJリーグ再開に思いを馳せて

2020年03月16日 8時00分　
カテゴリ：コラム • ニュース • 島崎英純 • 最新ニュース
タグ： column • Jリーグ • フランクフルト • ブンデスリーガ • 浦和レッズ

深刻な状況ですが…

　現在、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、様々な面で深刻な影響をもたらしています。日本のスポーツ界でもJリーグが2月28日にリーグの中断を決断しましたし、プロ野球は開幕を延期し、バスケットボールのBリーグも無観客で試合を行うなど、様々な対応策を講じています。

　僕の住むドイツは日本から少し遅れる形で新型コロナウイルスの問題が表面化しました。街中のスーパーマーケットへ行くとトイレットペーパーやハンドソープが陳列されていた棚が空になり始めましたし、パスタなどの保存のきく食材も品薄状態が続いています。また、先週の土曜日には野菜や卵、肉といった食材も品切れになる店が多くなってきました。これはおそらく、今後国家単位で自主隔離などの措置が講じられる可能性を見込んだうえでの市民の行動なのでしょう。すでにイタリア、スペイン、フランスでは非常事態宣言が発令され、生活必需品店以外の全店休業や外出の制限などが施されていますから、ドイツでも何らかの行動制限が実施される可能性は十分にあります。

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