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【無料記事】浦研的日日是好日-『ブンデスリーガの再開時期が見えてきたようです』2020.04.21

近所の行きつけのカフェ。店内での営業は禁止されていますが、テイクアウトなどのサービスは許されています。看板にはドイツ語で『3月24日から、午前11時から午後6時まで、少量の食べ物、ケーキ、コーヒーを持ち帰ることができます。皆様のために』と書いてあります

ブンデスの再開は5月9日?

 日本は今、新型コロナウイルスの流行の影響で緊急事態宣言が発令され、皆さん、様々な制限を受けながら、それでもこのウイルスの蔓延を食い止めるために我慢や辛抱を続けていることと思います。僕の住むドイツはすでに3月中旬からロックダウン(都市封鎖)に入り、約1か月が経過した今でも行動制限が続いています。ただ、今週からは厳格なロックダウンを段階的に緩める施策が発表され、昨日の4月20日から広さ800平方メートルまでの商店が『衛生管理計画』の提出を条件に営業を再開できることになりました。また自動車、自転車、書籍の販売店は規模に関係なく再開できることとなり、徐々に経済活動を再始動するアクションが起こされています。また、学校は来月の4日以降に段階的に再開する旨が示され、入学試験などを予定している生徒を優先して授業が行われる予定です。

 一方で、宗教儀式を含む大規模な会合は8月末まで禁止を続け、バーやカフェ、レストラン、映画館、音楽ホールなども今のところは閉鎖を続ける予定です。

 ドイツ国内の新型コロナウイルス新規感染者数は減少傾向にあり、回復者も罹患者の半数以上に及ぶなど、ロックダウンの効果が如実に表れていることが現在のアクションに繋がっていると思われます。また、経済活動が停滞したままですと、いつか必ず日常生活に多大なダメージを及ぼすと思われるため、万全の治療体制を維持しながらも徐々にロックダウンの緩和を進める流れへと向かっているのでしょう。

 この政府の発表を受けて、ドイツ・ブンデスリーガは5月9日のリーガ再開をアナウンスしました。試合は当然無観客試合(ドイツ語で『Geisterspiele』)で行われ、この試合に関わるチームスタッフ、選手、審判団、警備員、そして僕のようなメディアを含めて1試合300名以内での実施を義務付けるなど、万全のウイルス対策を施したうえでの開催を目指しています。特にウイルス罹患者の多いバイエルン州のマルクス・ゼーダー州首相やノルトライン・ヴェストファーレン州のアルミン・ラシェット州首相が無観客試合での開催を条件に「ブンデスリーガの試合が再開されるかもしれない」と発言したことは追い風になっています。

 ドイツ国内の新聞、雑誌なども最近はウイルス関連だけでなく、各クラブ、チームの動向を追いかける内容の記事が増えてきました。ちなみにアイントラハト・フランクフルトはリーガ中断前に成績が急下降していた影響もあり、アディ・ヒュッター監督が以前変更した3-4-1-2から4-1-3-2への変更を改め、再び3バックへの回帰を目指すのではという報道が出ています。その場合、3バックのリベロの最適任者である長谷部誠の存在が再びクローズアップされるだろうという論調もあり、その期待感が高まりつつあります。

 油断は禁物なことは重々承知の上で、ドイツ国内は次第にロックダウン後の生活に視線が向き始めているのを感じます。

(了)

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