【サッカー人気5位】【直前レポート】僕たちは、まだ何も。

【コラム】2トップの組み合わせの最適解は、やはり…

(C)URAWA REDS

2トップのタスク

 今季の浦和レッズのFWの役割を考えてみる。システムは4-4-2だから、最前線の型は2トップ。ただ大槻毅監督は、この2トップにチーム独自のタスクを与えている。

 沖縄キャンプ、そして2試合の公式戦と、先日実施されたFC町田ゼルビアとの公開トレーニングマッチを観察する限り、浦和の2トップは横並びではなく縦関係のポジショニングが形成されている。これには明確な理由がある。大槻監督は後方ビルドアップの過程でセントラルミッドフィルダーの前方、2トップの後方中央にあるスペースへの縦パス供給を重要視していて、このエリアからの攻撃展開を狙いとしている。その際のプレースキームとして、当該スペースに様々なポジションの選手が入り込むことによって多くのパスレシーバーを創出させているように感じられる。例えばサイドMFやサイドバックのインナーポジションはその代表的なもので、関根貴大、橋岡大樹、汰木康也、山中亮輔といったサイドプレーヤーが度々ピッチ中央に出現して味方からの縦パスを受けるシーンは度々見られる。また、元々ピッチ中央でプレーするセントラルミッドフィルダーの一角が前方へ入り込んでビルドアップに参加してもいいし、もちろん2トップの一角が自陣方向へ降りる形でポストワークをこなしてもいい。全ては敵陣中央スペースを起点として攻撃を展開させることが名目で、その一環として様々な選手が当該スペースに入り込むことで相手守備網のマーキングを外すことを目指している。

(残り 2725文字/全文: 3433文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »
日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック