勝機はあった。それでも、気になる左サイドの攻撃力減退【島崎英純】2020Jリーグ第12節/ヴィッセル神戸戦レビュー
神戸は斬新なターンオーバー
ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督は前節の柏レイソル戦から10人のメンバーを入れ替えた。2戦連続で先発したのはアンカーのセルジ・サンペールだけで、負傷欠場したアンドレス・イニエスタ、トーマス・フェルマーレンの他に、GK飯倉大樹、DF酒井高徳、DF大崎玲央、MF山口蛍、FWドウグラスらが控えに回る斬新なターンオーバーを選択した。ただし神戸側には事情があって、彼らはリーグ戦で3戦連続勝ち星がなく(1分2敗)、来週以降はAFCチャンピオンズリーグ出場による日程変更でミッドウィークにJリーグ第14節の川崎フロンターレ戦が予定され、その後もYBCルヴァンカップやACLの各種カップ戦を消化する影響で週2試合ペースの15連戦に突入している最中だった。
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