派手な逆転劇は、自らの所作が招いた結果【島崎英純】2020Jリーグ第16節/北海道コンサドーレ札幌戦レビュー
不安定な両チーム
前節から中3日のゲームで、北海道コンサドーレ札幌は5人、浦和レッズは4人の選手を入れ替えて臨んだ。浦和は橋岡大樹が今季のリーグ戦で初めて帯同メンバーから外れ、右サイドバックにトーマス・デンを起用。センターバックは槙野智章と岩波拓也が務め、左サイドバックには前節と同様に岩武克弥が入った。またセントラルミッドフィルダーはエヴェルトンと青木拓矢のコンビで、両サイドMFは右に武藤雄樹、左に関根貴大。そして2トップは杉本健勇と興梠慎三が先発でペアを組んだ。
浦和のチーム編成は3連戦の最後のゲームで各選手のコンディション状況が加味されたのだろう。ただ安定した結果が得られていれば、これだけ大幅な変更はリスクにもなるわけで、頻繁に陣容が変わるのは、実はチーム状態がそれほど良好ではないことを示してもいる。
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