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意外だった神戸の戦略。浦和は慎重策で勝利を引き寄せる【島崎英純】2020Jリーグ第31節/ヴィッセル神戸戦レビュー

神戸はターンオーバーで4-4-2を選択

 ホームのヴィッセル神戸は前節の湘南ベルマーレ戦から8人のメンバーを入れ替えた。過密日程の最中ではあるが、それよりも三浦淳宏監督には4連敗中のチーム状況を立て直す意図があったのかもしれない。また、神戸はこの後、カタールで開催されるAFCアジア・チャンピオンズリーグの舞台へ赴く影響もあり、主力選手たちのコンディションをここで整える算段もあったようにも思う。その結果、神戸はDFトーマス・フェルマーレン、MFセルジ・サンペール、FWドウグラスらの外国人選手が軒並みベンチ外となり、MFアンドレス・イニエスタもベンチスタート。他にもDF西大伍、DF酒井高徳らが控えに回り、今回は普段出場機会の限られていた選手たちが相次いで先発出場を果たした。

 ただ、神戸は今年8月の浦和との前回対戦でもターンオーバーを用いていて、この時に先発したDF菊池流帆、DF初瀬亮、DF佐々木大樹らが再びスタメンに名を連ねていた。他にもDF山川哲史、DF渡部博文、MF郷家友太、FW田中順也といったメンバーがピッチに立ち、主力と目されるGK前川黛也、MF山口蛍、FW古橋亨梧、FW藤本憲明らと共に日本人のみの陣容を築いた。

 一方の浦和は前節大敗を喫した横浜F・マリノス戦から岩波拓也に代わってトーマス・デン、エヴェルトンに代わって青木拓矢と、二人のメンバー変更に留めた。ベースとなる陣容は大槻毅監督の中で定まっているようで、これまでのチーム戦略を貫くような起用法である。

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