明日から、浦和レッズの沖縄キャンプの模様をお伝えします!

こちらは今季始動直後の大原グラウンドでの様子/C URAWA REDS

チームは今日から沖縄入り

クラブの公式ホームページのトレーニングスケジュールでも発表されている通り、浦和レッズは本日沖縄へ入り、明日から本格的に2021年のトレーニングキャンプを開始します。リカルド・ロドリゲス監督体制の新チームにとって、シーズン開幕前のキャンプはチームコンセプトを定めてチーム強化を進めるうえで貴重な機会となります。11人もの新戦力が加わり、既存選手との融合が成される今キャンプは、2021シーズンの浦和にとって重要な鍛錬の場になることでしょう。

一方で、昨今はコロナ禍の最中にあり、プロスポーツのトレーニングに関しては厳格かつ慎重細心な運営が求められています。Jリーグも例外ではなく、この度、浦和はこの沖縄キャンプを非公開という形で実施します。これはクラブ内で活動する者たちだけでなく、全ての方々のウイルス感染リスクを軽減させるうえでの苦渋の施策であることを理解しなければなりません。

ただ、チームのキャンプでの様子や状況に関してはクラブサイドのご配慮もあり、制限を設けたうえでの取材が行えることになりました。もちろん対面での監督、選手取材は行われず、その取材はキャンプ地内の特定エリアでトレーニングの様子を観察することに限られますが、それでも、このような形でメディアの取材を許可してくださり、その各種情報をファン・サポーターの方々へお伝えできる機会を与えてくださった浦和レッズのクラブの皆様に、ここでお礼を申し上げたいと思います。

一方で、私、島崎は現在、ドイツのフランクフルトに居を構え、そのドイツは各種制限が設けられたロックダウンの最中にあります。そして私自身も今は自宅での生活を主とし、他者との接触を極力控えている状況下にあります。

また、日本国内では新型コロナウイルスの罹患者が増加していることもあり、多国間の行き交いに関しては十分な留意が必要です。日本人の場合、現状では2週間の自主隔離という条件付きで日本への入国が許されていますが、今回に関しては私自身、ドイツから日本への渡航は様々な観点からリスクが高いと判断し、今般の浦和レッズのキャンプ取材を断念することとしました。

ただ、私には幸運にも、取材活動を通して培われた仲間や協力してくださる方々がおります。そこで、今回はその方々のお力をお借りして、浦和レッズの沖縄キャンプを取材する方から、何回かに分けて随時キャンプレポートをお届けしていただけることになりました。また、選手や監督の各種コメントに関しましても、今回はクラブのご配慮を得て、オンラインでの囲み取材が実施されることになりましたので、こちらも随時『浦研プラス』会員の方にお伝え致します!

それでは、明日からの浦和レッズの2021年沖縄キャンプレポート、どうぞお楽しみください!

浦研プラス

島崎英純

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