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【コラム】柏木陽介の処遇、レオナルドの移籍交渉。見逃してはならない現有戦力の客観的評価

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柏木は移籍の方向で調整

浦和レッズは2月16日にオンライン会見を開き、出席した戸苅淳フットボール本部長が規律違反でトレーニングに不参加中の柏木陽介を移籍させる方針で調整していくと発表した。

 柏木は沖縄キャンプ中の2月4日16時から18時頃にFW杉本健勇とともに飲食店を貸し切って外食をした。今キャンプでは新型コロナウイルス感染防止策としてクラブからコンビニエンスストア以外の外出及び外食を禁止していて、Jリーグのプロトコルでも外出、外食を控える旨が呼びかけられていたうえ、キャンプ地である沖縄県内では独自の緊急事態宣言が発令されて外出自粛が要請されていた時期でもあった。クラブは翌日5日に事態を把握したうえで6日以降から柏木と杉本の2人を練習から外して厳重注意と罰金処分を科していた。また、杉本に関しては10日の練習からチームへの合流を許されたが、柏木は昨秋にも規律違反の事例があったため、その後の合流時期は未定となっていた。ただ、クラブとしても『チーム内における規律を保つことは重要』(戸狩フットボール本部長)との判断から、本人との話し合いのうえで他クラブへの移籍を模索することになった。ただし柏木の処遇に関しては契約解除ではなく、移籍先を模索した上での退団になる方向で、調整次第によっては期限付き移籍なども視野に入れる方向になると思われる。

 今回の柏木の処遇は規律違反の内容や経緯からもクラブと本人の話し合いによってチームを離れる判断は妥当だった思う。ただ、個人的には2010シーズンの浦和加入から約11年に渡って浦和のユニホームに袖を通してきた選手との別れとしては悲しく、寂しい。本来ならば、浦和に数々の勝利をもたらしてクラブ、チームに貢献を果たしてきた柏木のことを詳細に綴りたいが、今回の事例を鑑みれば、それすらできないことに寂寥の念を抱いている。

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