【コラム】【島崎英純】適切にリンクするクラブとチーム。変容した強化方針に期待が募る

©Takehiko Noguchi
確実な変化
浦和レッズの強化体制に変化が生じているのは、今季に入ってから4人の即戦力がチームに加わった事象を見ても明らかだ。しかも、その人選もここ数年とは異なり、いわゆる絶対的なレギュラークラスの獲得が成されている点に注目したい。これまではチーム内の主力が固定化される傾向があり、彼らが不可侵な存在として認識されることで、消極的な意味でチーム編成に変化が生じなかった。しかし浦和の実情は2006シーズンのJリーグ優勝以降はリーグ制覇が無く、拠り所としてきたAFCチャンピオンズリーグも2019シーズンのアル・ヒラルとの決勝で完敗したのを境に再び希求して止まないタイトルとなった。直近タイトルは2018シーズンの天皇杯であることを踏まえれば、今の浦和は一時代に幕を閉じ、新たなる旅路へ向かうことを自覚すべき時が来ていた。
(残り 3032文字/全文: 3474文字)
この記事の続きは会員限定です
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- リーグ戦3連勝を目指すアウェー戦。浦和は仙台の3バック採用を想定か?【Match Preview】[2021Jリーグ第21節]ベガルタ仙台vs浦和レッズ
- 前の記事 »
- 【FUKUDA’S EYE2021】福田正博:『改めて、ユンカーの長所を分析。彼の存在がチーム成績を引き上げたのは明白』
外部サービスアカウントでログイン
Facebookなどのアプリ内ブラウザでは、外部サービスアカウントによるタグマ!へのログインができません。Safari や Chromeで開き直した上でログインしてください。
既にタグマ!アカウントをお持ちの場合、「タグマ!アカウントでログイン」からログインをお願いします。
(Facebook、Twitterアカウントで会員登録された方は「Facebookでログインする」「Twitterでログインする」をご利用ください)