2021Jリーグ第26節・サンフレッチェ広島戦 リカルド・ロドリゲス監督「難しい試合であることは試合前から理解していました」

リカルド・ロドリゲス監督
立ち上がりは良かったと思います。そこで相手のゴール前まで侵入していく回数や、江坂のシュート、その後にゴールシーンが生まれました。崩しの部分でいいパスを関根が受けて、シュートのこぼれ球を決めました。そこから、ただ、なかなか前線を起点にした崩しがうまくいかず、ボールを当てたところで相手のセンターバックに潰されるシーンが出てしまいました。そういう形が多くなってきて、どうしても相手の背後のスペースで受ける形が多くなりました。

そういう流れが後半も続いてしまっていたので、江坂と小泉佳穂を2人並べたかったのですが。中間点で受けさせるために。ただ今回は江坂が足を痛めたので交代という形になりました。ただ、その後の小泉もうまくゲームに入ってプレーしてくれたのかなと思います。2点目を取れるような可能性もありましたし、カウンターからゴール前に迫るようなプレーもありました。一方、相手もこちらのゴール前に近づいてきて、危ない場面を作られたところもありました。最後の方はボールを持つこともできなくなり、相手に押し込まれる形が続いてしまいましたが、こういう難しい試合であることは試合前から理解していましたので、我々が今やっていることをさらに改善しながら、勝ち点を積み重ねていければと思っています。

Q 今日は左サイドの関根選手、ショルツ選手、伊藤選手、明本選手など、彼らが状況に応じて難しい判断をしていかなければいけなかったと思うが、練習時間もあまりとれず、ミーティングくらいの中で彼らはうまくやってくれた?

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