2021年天皇杯準決勝・Ｃ大阪戦　リカルド・ロドリゲス監督「阿部勇樹に天皇杯を掲げてもらうために」

2021年12月12日 19時28分　
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リカルド・ロドリゲス監督
この試合はやはり簡単な試合にはならなかったです。攻撃でもディフェンスでも自分たちがしっかり、今回試合ではできたんですけども、そういったことを両方ともできていても、やはりこれだけの展開でしたので、非常に難しい試合になったというふうに思います。前半に関して言うと、ゴール近くまで接近することは出来ても、チャンス自体は作ることはなかなかできずに、相手の堅さの前でなかなかこじあけるには至らず。ただ、その中でも貴重な1点目を取る事が出来ました。相手のボール回しもやはりうまいところがあるので、それに対してのディフェンスというのもなかなか前から行けずに、ただ相手のキーパーがボールを持った時にどうするかなど、そういうところをいくつか修正しながら、少しだけ行けるようになったのかなというふうには思います。

後半に関して言うと、相手にクロスから危ない場面をいくつか作られる展開が少しずつ増えてきてええ。普通のクロスであったり、インスイングのクロスであったり、それからセットプレーですね。クロスの弾いたクリアがセットプレーになって、そこから少し危ない場面を作られることもありましたけれども、それは守備陣の全選手はしっかりと身体を張って守ってくれたので、失点することはなかったというふうに思っています。

そしてその中で、全員本当に、最初からスタートで入った選手も途中から入った選手も含めて、うまくつなぎながら試合を展開していって、途中から入った選手たちもそれぞれがやるべきこと、そしてピッチの中でしっかりと違いを作れていて、なかなか2点目を取るには至らなかったですけれども、それは最後の最後で小泉が、どちらかと少し個人の力で２点目を取ってくれたと、そしてだいぶ試合展開を落ち着かせてくれたというふうに思っています。

全体的に見ると、すごく良かった試合かと言われれば、そうじゃないですけど、ただ全体的に我々がやるべきことというのはしっかりできた試合だったというふうに思います。

Ｑ　今日のスタメンを見ると、比較的力強さのある長所を持った選手が多く、途中からテクニカルな長所を持った選手が入っていたような流れに見えました。ある程度そういう狙いを持って、ゲームプランを組んで試合に入ったんでしょうか？

そうですね。そういった意図もありました。

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