【オフシーズン・移籍動向関連001】サイドバック、センターバックの逸材たち。馬渡和彰、犬飼智也、大畑歩夢、知念哲矢の浦和加入決定!

©Takehiko Noguchi

突破口を開ける馬渡、実績十分の犬飼

 浦和レッズの選手獲得リリースが相次いでいる。最初にアナウンスされたのはリカルド・ロドリゲス監督が徳島ヴォルティスの指揮官に就任した直後の2017シーズンに同チームに在籍した馬渡和彰(←大宮アルディージャ)だ。馬渡をサイドバックとし、スピード感のあるサイドアタックから突破口を開ける選手。アイソレーションで勝負できるうえに、スペースへの飛び出しも鋭く、遅攻でも速攻でも持ち味を発揮できる。特に左右両サイドでプレーできる点は強みで、チーム編成の上で柔軟な起用が施せるだろう。

「浦和レッズのみなさんはじめまして。大宮アルディージャから移籍することになりました、馬渡和彰です。天皇杯優勝おめでとうございます。レッズの優勝を見て、自分もレッズの一員としてタイトルを獲りたいと強く思いました。そのために自分のできることをレッズで出し切りたいと思いますし、さらなる成長もしていきたいと思います。よろしくお願いします」

 続いてリリースされたのは犬飼智也(←鹿島アントラーズ)。鹿島からの移籍加入は2013年の興梠慎三以来。2018シーズンのAFCチャンピオンズリーグ優勝メンバーで、今季も鹿島のセンターバックの純然たるレギュラーとしてプレーし続けた28歳である。犬飼はJリーグで確固たる実績を築き上げている正真正銘の即戦力で、槙野智章が契約満了で退団した中で、その後釜として十分な実力を誇る。対人の強さは折り紙付きで、相手フィードやクロスへの対応も抜群。パワープレーにも動じないことから、特にアジアの舞台では貴重な戦力になるだろう。

「鹿島アントラーズから加入することになりました犬飼智也です。浦和レッズの力になれるよう、ピッチでその覚悟を示していきたいと思います。一日でも早く埼玉スタジアムでプレーできることを楽しみにしています。必ず優勝しましょう!」

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