大量得点、無失点で爆勝! 他グループの結果によりグループステージ突破確定!【島崎英純】2022AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節/ライオン・シティ・セーラーズ戦レビュー
怒涛の攻撃が炸裂!
連勝で決勝トーナメント進出へ。大邸FCとの連戦を1分1敗とした浦和レッズはそれでも第4節を終えてグループFの首位に立ったが、2位の大邸、3位のライオン・シティ・セーラーズとは2勝1分1敗の勝ち点7といずれも同勝ち点で、現状では得失点差で上回っているに過ぎない。また今季のACLの特殊なレギュレーションにより、大邸に敗れている浦和はグループステージ最終節を終えたうえでの順位付けで首位に立てない可能性がある。それでも今後の第5節、第6節を連勝すれば少なくとも2位以内は確保でき、東アジアの5つのグループステージで2位の上位3チームに入れば決勝トーナメント進出を決められる。したがって今節のライオン・シティ戦はとにかく必勝態勢で臨み、しかもできるだけ得点を奪い、失点を防ぐ必要があった。
リカルド・ロドリゲス監督が送り出した陣容は興味深いものだった。酒井宏樹と大畑歩夢がいずれも前節の大邸戦で足を痛めたため、この日の彼らはベンチ入りからも外れた。また、第3節の大邸戦で手を痛めたように見えたキャスパー・ユンカーが2戦連続でメンバー外となり、DFアレクサンダー・ショルツ、MFダヴィド・モーベルグ、FWアレックス・シャルクの3人が先発のピッチに立った。
システムは4-2-2-2のような形か。GKは今大会で初めて西川周作が先発し、バックラインは右から馬渡和彰、ショルツ、岩波拓也、明本考浩のセット。ダブルボランチは平野佑一が今大会初先発し、その相棒に柴戸海。攻撃陣は右MF・モーベルグ、左MF・関根貴大。そしてシャルクと小泉佳穂が並び立つ形がノーマルセットながらも、小泉は頻繁に後方に降りてフリーロール的に振る舞う所作が目立った。
(残り 3783文字/全文: 4586文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- ターンオーバーに注目。次なるステージへの試金石にしたい【Match Preview】[2022AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節]浦和レッズvs山東泰山
- 前の記事 »
- 今大会最多得点をマーク! 鍵を握ったのは巧みなポジション取りをした“あの”選手【どこよりも早く!】−『2022AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節/浦和レッズvsライオン・シティ・セーラーズ・浦和レッズ全選手採点』
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ