【コラム】アレックス・シャルクが語った、進化への道筋【島崎英純】

©Jun Kataoka

貴重な中断期間で

天皇杯2回戦の福島ユナイテッド戦から15日が経過した。国際Aマッチウィークの間、浦和レッズは約1週間のオフ期間を設けたうえで、現在は再開初戦のJリーグ第17節・名古屋グランパス戦に向けて精力的にトレーニングに励んでいる。

 212日の『FUJI FILM CUP』から始まった今季は浦和レッズにとって非常に厳しいスケジュールで、タイ・ブリーラムで開催されたセントラル方式でのAFCチャンピオンズリーグ・グループステージを勝ち抜いて決勝トーナメント進出というノルマを達成した一方、リーグでは僅か2勝しか挙げられない苦境に立って現在は14位に低迷している。当然、リカルド・ロドリゲス監督はチーム整備の必要性を感じ、今回の貴重な中断期間でチーム戦術・戦略のブラッシュアップを目論んでいる。

615日にはチームを代表してアレックス・シャルクのオンライン会見が設けられた。この会見ではシャルクが興味深いことを語っている。『攻撃的な選手たちと連係面をトレーニングしてきたのか』という質問に対し、彼はこう答えている。

(残り 1719文字/全文: 2254文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »