旅猫by浦研プラス&欧研プラス

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ブレーメンという街

 ドイツ北部に位置するブレーメンには、一度行ってみたいと思っていました。でも、ヴェルダー・ブレーメンに在籍した日本人選手は1981年から86年までプレーした奥寺康彦氏しかいなかったので、なかなか行く機会がありませんでした。でも、今季は大迫勇也選手が1FCケルンからブレーメンへ移籍したので、この度、初めてブレーメンの街を訪れる機会を得たんです。
 ブレーメンの街に降り立ったときの初印象は、「かなりの田舎……」。僕の住んでいるフランクフルトは商業都市で近代的な建物が多いのですが、ブレーメンは古き良き時代の建造物が数多く残っているように思います。街自体は結構大きいのですが、中心部の『アルトシュタット』はこじんまりとしていて、観光名所と言えば市庁舎と聖ペトリ大聖堂、そして市庁舎の前と横に設置されている『ブレーメンのローランド像』、そしてグリム童話の物語の一編になっている『ブレーメンの音楽隊』の銅像くらいしかありません。ちなみに日本でも超有名な『ブレーメンの音楽隊』の銅像は市庁舎の横にひっそりと佇んでいて、特に注目の的にはなっていません。ただし、ご利益があると言われるロバの足は観光客が皆触りまくるので(ついでに鼻も)、そこだけ銅が剥げて金色になっています。
 ただし、ここに来て初めて知ったことがありました! それは、ブレーメンの名産ビールは日本にも輸入されて有名な『Becks』だったことです! ここもピルスナーの街だったのか! いやー、観光地よりも、『Becks』の生誕地を知っただけでブレーメンに来た甲斐がありました。