ミハイロ・ペトロヴィッチの記事一覧
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これが偽りのない本当の姿。浦和は再建のゼロ地点にも立っていない【島崎英純】2020Jリーグ第34節/北海道コンサドーレ札幌戦レビュー
代名詞、4-4-2を諦める 今季、ホームでの最終戦。浦和レッズの大槻毅監督は北海道コンサドーレ札幌の3-4-2-1に対して、3-5-2を形成する策に出た。大槻監督は試合後に、この陣容は負傷者の状況や既存選手とポジション […]
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日々雑感ー長澤和輝、彼が今の浦和で中軸を担う意味
フォーカスすべき選手 Jリーグ第21節のサガン鳥栖戦を1-0で制して連敗を止めた浦和レッズは、それ以降も無敗を続けて復調を果たした。大槻毅監督に抜擢された選手たちはそれぞれの個性を十二分に生かし、それをチーム力へと還元 […]
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【コラム】浦和戦後に、ミシャはドイツ語で何と言っていた?
ミシャの言葉 前節の北海道コンサドーレ札幌戦は4-3で浦和レッズが勝利。その試合内容はお互いのチームカラーが色濃くピッチへ反映される中で、先に2点を先行した浦和が守勢に回って札幌が一時逆転し、それを浦和が懸命にリカバリ […]
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派手な逆転劇は、自らの所作が招いた結果【島崎英純】2020Jリーグ第16節/北海道コンサドーレ札幌戦レビュー
不安定な両チーム 前節から中3日のゲームで、北海道コンサドーレ札幌は5人、浦和レッズは4人の選手を入れ替えて臨んだ。浦和は橋岡大樹が今季のリーグ戦で初めて帯同メンバーから外れ、右サイドバックにトーマス・デンを起用。セン […]
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【コラム】思い出の街、熱狂のスタジアム-第2回・埼玉県さいたま市(緑区)『埼玉スタジアム2002』
サッカーの楽しみはピッチ上だけにあるのではなく、訪れる街やスタジアムにも独特の空気感や雰囲気、そして大いなる魅力があると思っています。このコラムでは、これまで訪れた多くの街やスタジアムについて、そしてその場所で経験した […]
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【戦術考察コラム】4バックディフェンスの基本概念を今一度整理ー『スライドディフェンス編。そして橋岡大樹への期待』
4バックのディフェンス・スキーム 今季の浦和レッズが採用する4-4-2システムは、昨季まで用いていた3-4-2-1とは異なる攻守の約束事や組織的ベースが存在する。今季、浦和が戦った公式戦はYBCルヴァンカップ・グループ […]
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2019シーズン選手評価&2020シーズン展望ーPlayers File.3『槙野智章ー新たなるパーソナルスタイルの確立へ』
【DF5槙野智章・2019シーズン成績】 Jリーグ:32試合出場0得点 AFCチャンピオンズリーグ:14試合2得点 YBCルヴァンカップ:2試合出場1得点 天皇杯:0試合0得点 ゼロックススーパーカップ:1試合0得点 今 […]
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【コラム】”大槻式”3-4-2-1の実情と、その問題点
大槻監督のキャリア 浦和レッズは2020シーズンの指揮を大槻毅監督へ委ねることを決定した。 大槻監督はオズワルド・オリヴェイラ監督の契約解除を受けて2019年5月28日に浦和の監督へ就任した。大槻監督は2018シーズ […]
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日々雑感ー森脇良太『闘い続けてくれた人』
彼が抱いた想い 初めて会ったときに『よく喋る人だな』と思ったのは皆さんと同じ。本人のサッカー人生を綴る某雑誌のインタビュー取材では2時間ぶっ通しで話し続け、いつまで経ってもクラブハウス内のロッカールームに帰ってこない彼 […]
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【戦術コラム】アジアを制するために。3-4-2-1の効能を生かすべき【アル・ヒラル対策・攻撃編】
今一度、ミシャの概念を 前回のコラムでは2019シーズンのAFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦で対戦するアル・ヒラル(サウジアラビア)に対してどんな守備戦術を施すべきかを考察したが、今回は勝利に必須な得点を奪うために、 […]
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日々雑感ー橋岡大樹『凛と立つ』
東京五輪の要に 2019年10月14日、2020年の東京五輪に出場するU-23日本代表の母体となる現・U-22日本代表がブラジルへ遠征し、北東部の都市レシフェ近郊でU-22ブラジル代表と国際親善試合を行った。 ブラジ […]
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【コラム】チームは変化している? 大槻監督式3-4-2-1とは…
難儀したスタイル構築 2-0で先勝したAFCアジア・チャンピオンズリーグ準決勝第1戦・広州恒大戦。リーグ戦未勝利試合を8で止めた清水エスパルス戦。公式戦連勝を飾った浦和レッズは徐々にチーム体制を整えつつある。 ただ、 […]
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ミラーの中で異なったプレースキーム。懸念される若干の停滞【島崎英純】2019Jリーグ第22節・北海道コンサドーレ札幌戦レビュー
ドームでの一戦 気象条件に留意する必要のない札幌ドームでの一戦。戦前から浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌が共に3-4-2-1を採用するために純然たる『ミラーゲーム』と称されたが、実際にピッチ上で対峙する所作を見ると、 […]
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2019Jリーグ第22節・北海道コンサドーレ札幌 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(札幌)「伸二を途中で入れられなかったのは非常に悔いが残る」
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(札幌) まず、今日はたくさんのサポーターが札幌ドームに集まり、試合前は非常に素晴らしい雰囲気を作っていただき、この北海道、札幌がこうした雰囲気でサッカーができる、それはサポーターの存在無しに […]
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【コラム】蘇った“型”。サイドの攻防が成否を分ける
磐田戦前半攻勢の理由 Jリーグ第20節・ジュビロ磐田戦。浦和レッズは前半だけで3ゴールをマークして試合の趨勢を決め、後半は守勢に回りながらも確実にアウェーで勝ち点3を得た。
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日々雑感ー興梠慎三『浦和のエース』
宮崎で見た光景 2013年1月の宮崎。キャンプのトレーニングが始まる前、チームメイトが輪を成してボールリフティングに興じる中、手持ち無沙汰な男はひとりライン際に設置されたゴールへ歩み寄ってシュートを試みた。その距離およ […]
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ワーストの内容だった前半。浦和、“ミシャ式”に屈する。【島崎英純】Jリーグ第2節・北海道コンサドーレ札幌戦レビュー
現体制でワーストの前半 昨シーズンの戦いも含めて、オズワルド・オリヴェイラ監督体制でワーストとも言える試合内容だった。特に前半は酷い。十分な対策を施して臨んだ北海道コンサドーレ札幌に対し、浦和レッズは全く相手に対応でき […]