浦レポ by 浦和フットボール通信

URAWA TOWN MEETING 008『浦和レッズジュニアと、浦和の才能育成を考える』(1)(2014/4/22)

浦和レッズとホームタウンが膝をつきあわせて語り合う『浦和タウンミーティング』
浦和にはレッズ以前から歴史を積み重ねている、サッカー少年団組織が存在する。昨年から始動した小学生年代のレッズジュニアと少年団組織の連携を図り、より浦和の才能育成を推し進めるためには、どうするべきなのか。浦和タウンミーティング第8回目は『浦和レッズジュニアと、浦和の才能育成を考える』をテーマにして、語り合った。

■ゲスト:
村松浩(浦和レッズジュニアチームアドバイザー)、
近藤富美男、町田隆治(さいたま市南部少年サッカー指導者協議会技術委員)

■司会:
椛沢佑一(浦和フットボール通信編集長) 豊田充穂

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椛沢:浦和タウンミーティング第8回テーマは、『浦和レッズジュニアと、浦和の才能育成を考える』です。浦和レッズジュニアチームアドバイザーの村松浩さん、さいたま市南部少年サッカー指導者協議会技術委員から近藤富美男技術委員長、町田隆治技術副委員長にお越し頂きました。まずはレッズジュニア創設までの経緯を村松さんに解説願います。

村松:前アカデミーセンター長の矢作が地元指導者の皆さんと議論を重ね、地元の熱意と厚意によりチームを立ち上げるに至りました。浦和には36の歴史ある少年団があり、レッズはジュニアユースの入り口として地元少年団から才能を獲得をしてきました。このように歴史ある少年団がある中で、あえてレッズが浦和でジュニアチームを持つ必要があるかという議論を継続して参りました。昨今は、川向こうの黄色いチームや青いチームの小学生年代からの勧誘もあり、埼玉、浦和の才能流出を防ぐために、レッズがチームを持ち、多くの地元指導者の面々と一緒に少年のチーム育成のモデルケースを具現化する活動をやっていけたらという話をしてきました。つまり、育成をキーとしたレッズと地元の共存共栄という目標です。

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