浦レポ by 浦和フットボール通信

<ハイライト動画付き>【河合貴子の試合レビュー】明治安田生命J1リーグ1stステージ第4節vsベルマーレ湘南<槙野、西川、柏木、遠藤、武藤、李コメントあり>(2016/3/21)

https://www.youtube.com/watch?v=EoAgeIwY0Jk

今日のポイント!!「コンパクトに戦えた陰に阿部選手あり」

浦和も湘南もDFラインを高く保ち、コンパクトにして攻守の切り替えが早く拮抗した展開となった前半だった。

槙野智章選手が「前半、理想は0-0だった。チュン君の思いが伝わったシュートが入ったので良かった」と話していた。李忠成選手の思いっきりの良さが出たシュートが決まり、浦和は後半を楽に闘えたことは事実だ。

だが、良い攻撃は良い守備から生まれる。槙野選手は「ラインが高く設定出来て、押し上げが3m~5m高く出来た。クリアーした後に良いラインが出来ていた」と自信を持って話していた。

このDFラインを高く保つことが出来たのは、ボランチの阿部勇樹選手のポジショニングと優れたバランス感覚であった。

西川周作選手は「危険なところを潰してくれた。真ん中のラインの選手がしっかりとプレーすれば、守備はぶれないし、崩れない」と話し、2点目を決めた興梠慎三選手は「阿部ちゃんが利いていた。ボランチ2枚があれだけ良かったら、今日みたいな試合が出来る」と大絶賛していた。

興梠選手のゴールをアシストした柏木陽介選手がゴール前まで顔を出すことが出来るもの阿部選手がしっかりとしたリスクマネジメントをしているからである。

柏木選手も「湘南がプレッシャーが来る中で、落ち着いてプレーが出来た。90分通して闘い、力を出し切れた。俺と阿部さんと航で良い起点が出来た」と話していた。もちろん、前線からの追い込みがなければDFラインを押し上げることはできないが、ピッチの中央の縦ラインの関係が非常に良く守備が出来て、コンパクトになっていたために、攻守の切り替えがより一層早く出来て勝利へと結びつける攻撃が生まれたのだ。

湘南にスキルの違いを見せつけて快勝!!

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