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【無料記事/河合貴子の大原なう】相手の意表をつきリスクを負うプレーも必要だと思わせた、森脇選手のラストゴール(2016/4/28)

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今日のイチオシ!!

ミニゲームでチャンスを作りながらも生かせなかったビブ組、しっかりと少ないチャンスをものにしたビブなし組と明暗が分かれた。だが、練習のミニゲームで攻撃の崩す形をチャレンジする姿勢を見せていたのは、ビブ組であった。

大きなサイドチェンジや楔の縦、DFの裏を突く動きなどあらゆることを試しているように見えた。チャンスの数は明らかにビブ組の方が多かった。だが、なかなかゴールネットを揺らせなかったのも事実だ。

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そういった中で、ラストゴールを決めたビブ組の森脇良太選手の動きは見事であった。インターセプトすると素早く柏木陽介選手に預け、ゴール前へと斜めに走り込んでいった。その森脇選手のオーバーラップの時間を作るように、柏木選手から李忠成選手へとクッションを入れて、再び森脇選手がボールを受けて、走り込んだ勢いを殺さずに豪快なシュートを決めた。

森脇選手がゴール前にオーバーラップする攻撃には、リスクを伴うがしっかりとシュートで終わることを意識してのプレーであった。

チャンスを作りながらも決めきれない焦れる展開の中で、相手の意表をつきリスクを負うプレーも必要だと考えさせられる森脇選手のプレーが今日のイチオシだ。

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