2016年09月09日 22時50分　
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（Report by 河合貴子）
選手たちがそれぞれのコンディションに合わせて居残り練習をしていた。

「そろそろ上がろう～！」と堀コーチのかけ声が掛かると、選手は、しっかりとクールダウンして一人、また一人とロッカールームへと引き上げていった。

試合帯同メンバーから外れた選手の中で、居残り練習のさらに居残り練習をして激しい試合で闘える身体作りをしていた選手がいた。チーム最年長の平川忠亮選手だ。

誰も居なくなったピッチで、ステップワークから走り込みをしていた。夕闇が迫る中をただひたすら、黙々と汗をかく平川選手。その姿に胸を撃たれた。闘うために、闘える身体を作る。いつ試合出場のチャンスが巡って来ても良いように、準備をするプロ根性だ。平川選手には、本当に頭が下がる。