浦レポ by 浦和フットボール通信

【無料記事/レッズ練習こぼれ話】武藤に、思わぬプレゼント

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(Report by 河合貴子)

恩師からの激励

磐田戦に向けて「しっかりとブロックを退いてくる。縦パスは入り辛い。動き続けてコンビネーションとサイドを使いながら我慢強くいく」とキリっとした口調で話していた武藤雄樹選手。

磐田戦の前日練習が終わり雨足が激しくなる中、選手たちは足早にロッカールームへと向かって行った。だが、武藤選手は違っていた。ファン・サポーターの観客席の方から「武藤~」と声が掛かり向かったのだ。そして、戻って来た時には、あの有名な荻野屋の「峠の釜めし」を持っていた。ファン・サポーターからの差し入れで選手たちは、いろんな物をプレゼントされるが「峠の釜めし」をもらったのを初めて見た。「峠の釜めし」は、人気駅弁の1つである。

武藤選手は「高校の時の担任の先生の差し入れです。先生が今は群馬にいて、今日は群馬県民の日だったので、差し入れを持って来てくれた」と本当に嬉しそうに笑顔を見せて話してくれた。

思わぬ「峠の釜めし」の差し入れに笑顔を見せた武藤選手であったが、本当に嬉しかったのは高校の担任の先生がわざわざ練習場まで来て下さった気持ちが、何よりも嬉しいことであった。恩師の気持ちに、磐田戦のピッチで輝く。

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