遠距離恋愛サポは切り捨てられてしまうのか(J論)

浦レポ by 浦和フットボール通信

2016Jリーグアウォーズが開催され、ベストイレブンに浦和から4選手が選ばれる

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(Report by 河合貴子)

阿部「来年、年男なんで頑張る!」

今シーズンのJリーグを締めくくる夢の祭典『2016Jリーグアウォーズ』が、クリスマスのイルミネーションが輝く新横浜で開催された。

今シーズン、ルヴァンカップ優勝の栄光に輝いた浦和は、イリッチ選手とズラタン選手が家庭の事情で帰国、加賀健一選手と梅崎司選手、伊藤涼太郎選手も欠席となったが、その他の選手たちが久しぶりに顔を揃えた。

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オープニングでは、村井満チェアマンが今シーズンを振り返る挨拶をし、年間勝ち点59ポイントながらチャンピオンシップで優勝を飾った鹿島の栄光を讃えた。

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鹿島を代表して小笠原満男選手は「チャンピオンシップを勝ち抜きタイトルを獲れたことを嬉しく思う」と話し、真剣な表情を浮かべて「1年間通して安定した闘いを積み重ねたのは浦和だ。敬意を表す」と年間勝ち点74ポイントの浦和に配慮した。

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そして、ルヴァンカップ優勝チームとして浦和で登壇したものの、シャーレを手に登壇した鹿島のあとだけに、浦和の選手たちはやはりシャーレを掲げることが出来なかった悔しさが滲み笑顔を見せることは無かった。

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浦和を代表して阿部勇樹選手は「非常に嬉しかった。長く、長く真っ赤な大勢のサポーターを待たせてしまった。ギネスに認定されているルヴァンカップ第1回。連覇に挑戦出来るのは、僕たちだけだ!」と誇らしげに胸を張った。

得点王は、31試合出場して19得点を決めた神戸のレアンドロ選手と甲府のピーター・ウタカ選手が輝いた。

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フェアープレー個人賞は、FC東京のGK秋元陽太選手と甲府のMF田中佑昌選手。また、チームとして反則ポイントが少ない浦和が2度目のフェアープレー賞を受賞したが、フェアープレー賞高円宮杯は広島が5年連続6度目の栄誉に輝いた。

最優秀監督賞は、鹿島をチャンピオンシップ優勝とクラブワールドカップ2位に導いた石井正忠監督が獲得。

最優秀主審賞は、8年連続8度目となる西村雄一審判が受賞。最優秀副審賞は、名木俊幸審判が初受賞。

選手のパフォーマンスを左右するベストピッチ賞は、ユアテックスタジアム仙台、デンカビックスワン、豊田スタジアムと並び浦和のホームである埼玉スタジアム2002が4回目の表彰を受けた。

さらに、功労選手賞として浦和一筋でリーグ戦379試合出場を果たし引退した鈴木啓太氏がジェフ千葉・市原、G大阪、京都と活躍した山口智選手と一緒に表彰された。

そして、優秀選手賞には、西川周作選手、槙野智章選手、遠藤航選手、柏木陽介選手、阿部勇樹選手、関根貴大選手、武藤雄樹選手、興梠慎三選手たち8選手がノミネートされ、ベストイレブンには、西川選手が5年連続5回目、槙野選手が2年連続3回目、阿部選手が9年ぶりに4回目、柏木選手が初めて選出された。

ベストイレブンの中から選出される今シーズン最もピッチで輝いた選手として、川崎の中村憲剛選手が最優秀選手賞を獲得。

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中村選手は驚きの表情を浮かべながら「今年の成績で言うと1stステージも2ndステージを優勝出来ず、チャンピオンシップも負けている。どうかな?と思うので驚きがあった。MVPを獲りたいと思っていても簡単に獲れない」と嬉しそうに話した。

浦和にとっては、再びあの悔しさを思い出す切ないJリーグアウォーズとなった。

しかし、阿部勇樹選手が「浦和に関わる方が、1つの方向に向いて闘えたことが年間勝ち点1位を獲れた。来年、年男なんで頑張る!」と悔しさをバネに来年に向けて気持ちを新たにしていた。

切ない年の瀬であるが、これで浦和のフットボールが終わった訳ではない。来シーズンは、チーム全員でシャーレを持ってこの舞台へと戻ってきたい。

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