【河合貴子、試合のポイント/Jリーグ第2節セレッソ大阪戦】昇格組のセレッソに快勝。古巣との対戦となった関口も脱帽「これがJ1の闘い。良い授業料を払った」
大阪の桜が開花する時期はまだまだ先のようだと思える試合であった
埼玉スタジアムを吹き抜ける風が冷たく、春まだ浅い3月4日。3年ぶりにJ1の舞台に帰って来たC大阪を埼玉スタジアムに迎えた。J1リーグホーム開幕戦を、3-1で勝利。
浦和が、強かった、上手かった、と言うよりも、大阪の桜が開花する時期はまだまだ先のようだと思える試合であった。
浦和のキックオフで始まった試合は、立ち上がりから浦和がDFラインを押し上げてコンパクトに保ち主導権を握っていった。
C大阪は、4-4-2のブロックを作り守備を固めてきたが、ボールの奪いところが明確でなく、ユン・ジョンファン監督が鳥栖を率いていた当時の堅守のイメージが拍子抜けした感じになった。攻守の切り替えが早い浦和は、特に前半は相手陣内でプレーする時間が長くワンサイドゲームとなったのだ。
C大阪のブロックを形成したDF間、間でテンポ良くパスを回して楽なゲーム運びをすることが出来た。また、攻守の切り替えも早く、ボールを奪われてもファーストDFがしっかりと行き、C大阪の狙いであるカウンターの芽を上手く潰すことが出来たのだ。C大阪の前線2枚の杉本選手と柿谷選手にボールを入れさせない守備は、完璧と言っても良いだろう。
(残り 1006文字/全文: 1529文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ