10年ぶりの鬼門勝利へ。首位・神戸とどう戦う?【Jリーグ第5節ヴィッセル神戸戦プレビュー】
河合貴子(取材・文)
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ワールドカップ最終予選で中断されたリーグ戦が再開する。浦和の再開初戦は、アウェイで今最も好調な神戸との対戦になる。
浦和のストロングポイントの攻撃力を封じ込めてしたたかな闘いを仕掛けてくるのが、神戸を率いるネルシーニョ監督だ。
基本、神戸は4-4-2のシステムだが、ネルシーニョ監督はミラーゲームにして選手をマッチアップさせた3-4-2-1のシステムに変更したりといろいろと策を練って浦和を苦しめてきた。
また今シーズンは、一部変則的なマンツーマンの守備をしている。また、守備バランスを重視したブロックを形成して我慢強く闘うこともできるチームだ。また、アゥエイの神戸では苦い思いをさせられている。2008年からアウェイの神戸ではリーグ戦未勝利なのだ。
槙野智章選手は「今の神戸は、チーム全体で闘っている。ここ数年、アウェイで勝ち点3を獲って帰ってきていない。2008年から、勝ってない不名誉な記録だ。ネルシーニョ監督は、自分の良さを消しながら相手の良さを消す。うちみたいな性格とプレースタイルは、相手の良さを消すのではなく、自分たちの良さを出す方が、力を存分に発揮する。選手の特徴を良く見て戦術をとる監督だ。相手チームの選手の特徴も掴んでいる。手強い監督だ」とネルシーニョ監督について話した。
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