浦レポ by 浦和フットボール通信

新エース菅澤が決勝点。粘り強さを見せた今日のポイント【河合貴子 試合のポイント/プレナスなでしこリーグ第2節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦】

(取材・文)河合貴子

移籍加入の菅澤が決勝点を決めて千葉に3-2で競り勝ち

桜の花も五分咲きとなった穏やかな日曜日の午後、浦和レッズレディースのホーム開幕戦を迎えた。

2017プレナスなでしこリーグの開幕長野戦では、試合終了間際の86分に失点を喫し、開幕戦を白星スタートを切ることができなかった。それ故に、ホーム開幕戦には気合いが入る。相手は、ジェフユナイテッド市原・千葉だ。

その千葉から今シーズン、浦和へと移籍してきた菅澤優衣香選手の加入によって、浦和は大きな変貌を遂げたことを魅せる試合となった。

菅澤選手をワントップして、昨シーズンまでサイドバックかワイドのポジションを務めていた塩越柚歩選手が1.5列目に配置したのだ。

菅澤選手は「今まで、レッズでなかなかボールが収まらなかったというのがあった。自分の持ち味を生かせるようにと、やるようにしてきた」とボールを前線で収める意識が高かったのだ。試合は、菅澤選手の活躍が実り、3-2で千葉を下して、ホーム開幕を勝利で飾ることができた。

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