ハットトリックの興梠慎三、神戸戦後のミックスゾーンでの悔しさからの得点劇【轡田哲朗レッズレビュー/Jリーグ第6節仙台戦】
轡田哲朗(取材・文)
キャリアでは昨年10月9日のルヴァン杯準決勝のFC東京戦に続く2回目、リーグ戦では初のハットトリックを達成した興梠慎三は「でもやっぱり3点目はPKなのかなって」と冗談を言いながらも充実感のある表情を見せていた。6日のベガルタ仙台戦で浦和レッズは7-0の大勝。興梠の3得点を筆頭に、李忠成、武藤雄樹と合わせたKLMトリオが大爆発。柏木陽介も2試合連続ゴールを決めた。
3月19日のガンバ大阪戦まで、出場4試合連続ゴールのラファエル・シルバが日本代表での中断期間中に足を痛め、前節のヴィッセル神戸戦とこの仙台戦を欠場した。1トップを自分の最も生きるポジションだと思いつつ、R・シルバが出場すればシャドーの一角に入る興梠にとって、鬼の居ぬ間になんとやら、ではないが、絶対に結果を出したいゲームだった。
悔しさを露にした神戸戦のミックスゾーン
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