浦レポ by 浦和フットボール通信

上海戦はラファ、ズラタンの2トップか?【ACLグループステージ MD4上海上港戦プレビュー】

河合貴子(取材・文)

柏木をトップ下に置いた2トップの形を試す

ACLグループステージ突破に向けて、浦和は大きな足がかりとなる上海上港戦を4月11日火曜日ホーム埼玉スタジアムで迎える。

ACL第3節を終えて、浦和は2勝1敗。勝ち点6ポイントで2位につけている。1敗の相手は、上海上港だ。3月15日に開催されたアウェイの上海戦では、10分に相手のFKを阿部勇樹選手がクリアーしたところをシーク選手がヘディングで跳ね返す形で事故のような失点をしてしまった。

さらに、前半終了間際には西川周作選手のビルドアップのミスからエウケソン選手が西川選手の動きを見て、冷静に超ロングシュートを決めて0-2にされてしまった。本当にもったいない失点であった。そして、52分には重戦車のようなフッキ選手の個人技で0-3にされてしまったのだ。

試合を決定づける3失点であったが、浦和の意地で粘り強さをみせてた。73分には駒井善成選手のクロスに走り込んだラファエル・シルバ選手が倒されてPKを獲得し、ラファエル選手が自ら決めて1点を返し、84分にはCKからのゴール前の混戦で遠藤航選手が押し込み2-3と詰め寄ったのだ。

フッキ選手とエウケソン選手、オスカル選手を中心とする上海のカウンターと破壊力は、脅威であった。そのフッキ選手が、スーパーリーグの山東戦で負傷交代を余儀なくされた。

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