ゴールへの欲を抑えてラストパスを出したズラタン いつでも献身的に戦う紳士【轡田哲朗レッズレビュー/ACLグループステージ MD4上海上港戦】
轡田哲朗(取材・文)
今季ノーゴールの中で痛恨のシュートミス
浦和レッズが11日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で上海上港を1-0で破った決勝ゴールは、ラファエル・シルバによるものだった。しかし、そのシルバにラストパスを出したのがズラタンだった。
ズラタンには、この試合の開始1分も経たないうちに決定機が訪れていた。左サイドから宇賀神友弥がアーリークロスを入れると、シルバが右足で合わせた。これが、相手GKが飛びついても取れないコースへのゴールかと思われたが、ボールはゴールポストを直撃。その先にいたズラタンは押し込むだけという状況だったが、左足のシュートは枠を外れてしまった。
ズラタンにとって、悔恨の一瞬であったのは間違いない。試合後にそのシーンのことを問いかけても、まずは苦笑いをしてから話し始めたほど。「試合の初めですごく良いチャンスだったんだけれども、左足のシュートを外してしまって残念だよ」と振り返っていた。
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