浦レポ by 浦和フットボール通信

エメ、ワシ、エジのハイブリッドになる能力を秘めるラファエル・シルバ 鹿島戦が示す伸びしろ【轡田哲朗レッズレビュー/明治安田生命Jリーグ第10節鹿島戦】


(取材・文)轡田哲朗

流れの中で決定機がほとんどないゲーム

浦和レッズは鹿島アントラーズに0-1で敗れ、前節の大宮アルディージャ戦と同じスコアでの2連敗になった。

ここまで公式戦で44得点と、昨季のJ1リーグ34試合が終了した時点で過半数の10チームが取れなかったような得点数をすでに奪っているが、無得点が2試合続いた。特にこのゲームでは、流れの中での決定機と言えるような場面は後半6分に右サイドをショートパスでつないで打開し、ラファエル・シルバがシュートを放った場面くらいだった。

前節の大宮戦では、「あれが決まっていれば」と思えるシュートが何本かあった。しかし、この鹿島戦に関してはシルバの1本くらいだろう。あとは、距離のあるところから槙野智章が狙ったシュートがゴールポストに当たったくらいで、多分に偶発性の強いものだった。

(残り 1678文字/全文: 2038文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ