浦レポ by 浦和フットボール通信

サイドバックとして成長する木崎あおい 猛暑の中で“ご褒美”が舞い降りた初ゴール【轡田哲朗レッズレビュー/プレナスなでしこリーグ第9節新潟レディース戦】

(取材・文)轡田哲朗

昨季トップ昇格から初ゴールで喜びがあふれる

駒場スタジアムは真夏を思わせるような暑さに包まれていた。前日のトップチームのゲームに輪をかけた猛暑の中でアルビレックス新潟レディースと対戦した浦和レッズレディースは、3-0の勝利を収めた。その3点目を決めたのが、左サイドバックとしてフル出場した木崎あおいだった。

そうした猛暑の中でのアップダウンを繰り返していた後半36分、菅澤優衣香が相手を追い詰めて難しい体勢に追い込むと、サイドチェンジを読み切った木崎は一気に前に出てインターセプトした。「クロスを上げようと思ったけど相手がそんなに寄せてこなかった」と判断すると、縦にドリブル。そして「思い切り振り抜きました。ファーが空いていたので、打ったら入るかなって」と左足のシュートを決めた。「やっとゴールが決まって、すごく嬉しいです」と、笑顔があふれた。

(残り 1700文字/全文: 2080文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ