苦しい展開をモノに出来ず、上位対決に敗れる【河合貴子 試合のポイント/2017明治安田生命Jリーグ第13節柏戦】
(取材・文)河合貴子
連戦の闘い方で挑むも
ACLラウンド16、済州戦で120分も闘った浦和、一方の柏は敗退が決まっていたYBCルヴァンカップで主力を温存。両チームのコンディションの差は明らかであった。
浦和は、体調不良で済州戦を欠場した宇賀神友弥選手が復帰、高木俊幸選手を今シーズンのリーグ戦初スタメンで起用した。浦和は、フレッシュな選手はこの二人だけであった。
また、浦和のスタメンの平均年齢は熟練された28.82歳に対して、柏は24.18歳と若い。熟練の浦和vs若い柏の上位対決となった。
夕闇が日立台を静かに包み込み、カクテル光線に照らせたピッチの中で熱い闘いが繰り広げられた。しかし、軍配が上がったのは、最後まで前線から激しくプレスを掛け続けた柏であった。浦和は、日立台で0-1の惜敗。柏の連勝を止めることができず暫定とは言え6位に交代してしまった。
試合のポイントは、コンディションのハンディがある中での闘い方である。
(残り 2262文字/全文: 2671文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ