浦レポ by 浦和フットボール通信

武藤雄樹を支えた前日練習後のチームメート ストライカーにとって最高の薬【轡田哲朗レッズレビュー/明治安田生命Jリーグ第17節広島戦】

(取材・文)轡田哲朗

一心不乱に放ったシュートの数々

柏木陽介からのパスを受けると、前が開けた。相手DFが右から寄せてくるところで、その反対になるゴール左へ向けて右足を強振すると、ボールはゴールポストに当たって内側に転がった。武藤雄樹にとって、嬉しいゴールが舞い込んだ。1日のサンフレッチェ広島戦の前半45分、スコアを2-0とする一撃だった。

「今日はゴールを狙っていたし、なかなか最近シュートチャンスを作り出せていなかった」

2015年に浦和に加入してからゴールゲッターとしてブレイクした武藤は、2シーズン連続でリーグ戦の2桁ゴールを記録している。前節のサガン鳥栖戦でJ1通算150試合出場を果たした武藤は、ベガルタ仙台時代に70試合6ゴール。浦和に来て80試合29ゴールを決めてきた。とはいえ、武藤は自分の課題をこう話していた。

(残り 1590文字/全文: 1952文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ