浦レポ by 浦和フットボール通信

攻撃力ある川崎に対して4バックを導入か?【明治安田生命Jリーグ第17節川崎戦プレビュー】

(Report by 河合貴子)

互いに浮上のきっかけを掴みたい一戦

前節の広島戦で連敗を3で止めたが、3失点と守備面で課題を残した浦和。中3日でACLの日程の影響で延期になって第13節の川崎戦を迎える。試合前々日には、直近の5試合の失点シーンを検証する緊急ミーティングが行われ、ペトロビッチ監督の檄が飛んだ。

一方の川崎は、第6節の甲府戦から、札幌、清水と引き分けが続き、C大阪戦に敗戦し勝ちに見放された4月を過ごしてきた。これもACLとリーグ戦の過密日程だったことが否定できない。この勝てなかった時期が影響して川崎は、8勝5分け3敗、勝ち点29、得失点12で暫定6位だ。

8勝2分け6敗で勝ち点26ポイント、得失点15で暫定8位の浦和がこの川崎戦に勝利を収めることができれば、勝ち点が並び得失点差で浦和が6位に浮上して前半戦を折り返すことになる。暫定首位のC大阪の勝ち点は、35ポイント。川崎にして見れば、浦和から勝ち点3を奪って32ポイントし、首位を射程圏内に入れたい。浦和も川崎も互いに浮上のきっかけを掴みたい試合となった。

攻撃における展開力を警戒

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