データにも表れている「走るセレッソ」を如何に打ち破れるか
(取材・文)河合貴子
リーグ首位のセレッソとの一戦
Jリーグの各クラブは、後半戦に向けてチームの立て直しや前半戦を振り返り強化ポイントなどに約3週間のサマーブレイクを過ごしている。1週間のオフで疲れを癒やしたり、函館や嬬恋、新潟の十日町など避暑地でキャンプを張って中断明けの闘いに向けて準備をしている最中だ。
だが、浦和にはサマーブレイクなどと言ったものはない。リーグ新潟戦から中2日でメンバーを総入れ替えして天皇杯3回戦を闘い、7月15日にはワールドチャレンジでドルトムントに挑んだ。そして、8月に開催されるスルガ銀行チャンピオンカップのシャコペエンセとの対戦があるために、リーグ戦第22節のC大阪戦が前倒しされて今週末の7月22日に開催されるのだ。7月は、浦和にしてみれば広島戦から始まり一息つく暇もないのだ。
しかし、C大阪も似たような状況だ。天皇杯・3回戦を新潟と対戦し、7月17日にはStub HubワールドマッチでセビージャFCと対戦している。コンディション的は、浦和と大して変わりはない。
大きな違いは、リーグ戦の順位だ。現在首位のC大阪は、リーグ戦8戦負け無しで好調をキープしている。第18節を終了した段階で、11勝5分け2敗だ。C大阪が負けた相手は、浦和と柏のみであった。
勝ち点9を縮めなければならない
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