ACL準々決勝・第1戦の川崎戦に掛ける菊池大介の思いとは
(Report by 河合貴子)
リーグ戦では出場できなかった悔しさをぶつける
「キツイ感じはない。これが自分の中でのスタンダードだ。連戦は慣れている」と笑ったのは、菊池大介選手であった。
菊池選手は、湘南時代にJ2を経験している。試合数がJ1より多いために、過密な日程を熟した経験がある。だが、それ以上に左のワイドのポジションを自分のものにするためには、この連戦でしっかりと結果を残したい思いも強いのだ。
リーグ・FC東京戦から中3日で迎えるACL準々決勝・第1戦川崎戦。しかも浦和が、1-4で大敗した相手だ。その等々力陸上競技場のピッチに菊池選手の姿は無かった。ベンチにも入ることも許されず、何もできない自分自身がいたたまれなかったのだろう。
自分がピッチに立っていたら・・・。そんな思いをぶつけるように菊池選手は「優勝するために、勝つしかない!Jリーグで大敗しているし、自分はTVで見ていた。そこに居ない悔しさや負けた悔しさはまだ残っている。あのような状況になりたくないって思っている。しっかり勝ちにいきたい」とリーグの川崎戦でメンバー外だった煮えたぎるような悔しい思いを語った。
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