浦レポ by 浦和フットボール通信

「誰が出ても同じ」ではない 埼スタで平川忠亮が示したもの【轡田哲朗レッズレビュー/ルヴァンカップ準々決勝第2戦 C大阪戦】

(取材・文)轡田哲朗

競争の中で常に続けてきた準備

ルヴァン杯の準々決勝第2戦、セレッソ大阪との一戦に浦和レッズのスタメンには平川忠亮の名前があった。偶然にも、私がこの日受け取った取材パスの番号が「14番」だったこともあって、どこか平川に普段以上の期待と注目をしてゲームを見始めた。

7月末にミハイロ・ペトロヴィッチ監督から堀孝史コーチの監督昇格という交代があって以降、平川は常にベンチに入るようになっていた。平川も「こうやってメンバーに入るようになって、良い準備もしてこられた中で、いつ使ってもらえるかと楽しみにしていたので。良いタイミングで使ってもらえたと思いますよ」と話し、コンディションを上げてきた中でのゲームだった。

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