鮮烈FK2発の筏井りさ 輝いた大人のプレーと勝負勘【轡田哲朗レッズレビュー/プレナスなでしこリーグ1部 第14節 ちふれ戦】
(取材・文)轡田哲朗
相手GKの立ち位置と駆け引きの妙
浦和レッズレディースは10日、ちふれASエルフェン埼玉とのアウェーゲームに3-2で勝利した。ミッドウィークの水曜日に、雷で延期となった日テレ・ベレーザ戦が割り込んだため、浦和は中3日、中3日の過密日程でこのゲームに臨んだ。さらに、これまで出場機会のあった選手では左サイドバックの木崎あおいとボランチの長野風花がU-19日本代表の活動に参加して不在。そのため、後半に浦和の足が先に止まるのは試合前から予想できる展開だった。
だからこそ、相手も元気なうちとはいえ前半にゴールを奪いたい。その欲しかったゴールを浦和にもたらしたのが、筏井りさの右足だった。
まずは前半18分、ペナルティーアークの右横、ゴールまで約20メートルの地点でフリーキックを得ると、筏井は相手GKの位置を見極めた。
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