浦レポ by 浦和フットボール通信

無料記事:誰もが認める正直者の森脇良太 笑いながらの抗議もすぐ顔に出る【こぼれ話】


(Report by 河合貴子)

ボール回しでの出来事

本当に1点が遠く、0-1と惜敗した川崎戦の翌日。中2日の過密日程で行われる最終戦・横浜FMに向けて気持ちを切り替えて小雨の中で練習が始まった。

アップのボール回しの鳥かごでは「ボールを触った」「触らない」と些細なことで揉めるのは、日常茶飯事である。選手たちは、それだけボールに執着心を見せているだけでなく、負けず嫌いだからこそヒートアップしていくのだ。

阿部勇樹選手も「周作だろう?」っと指摘。

指摘された西川周作選手は「イヤイヤ~違う」と反発。
一見凄く楽しそうに見える鳥かごだが、やはり鬼にはなりたくない。

「俺、ちゃんと見てたもん。俺じゃ無い」と抗議したのは、森脇良太選手であった。

しかし、笑いながらの抗議に迫力はなく。
「やっぱり、嘘はつけないな~。すぐに顔に出る」とぼやいたのだ。
正直者の森脇選手は、嘘は似合わないし、所詮無理なのだ。

そして、鬼になって必死にボールを奪いに行っていた。

判定が付かずに鬼決めジャンケンで勝利すると

この喜び様だ。

一喜一憂する森脇選手は、本当に心模様がすぐ分かる。敗戦した川崎戦後は「勝たなきゃいけなかった。結果をださないと・・・」と本当に悔しくて堪らなかった。

森脇選手は、やっぱり笑顔が一番だ。試合に勝利して、最高の笑みでハイタッチをしたい。

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