自分を生かす方法を痛感した矢島慎也 積極プレーの理由は深い【轡田哲朗レッズレビュー/明治安田生命Jリーグ第34節横浜戦】
(取材・文)轡田哲朗
一発のスルーパスだけではないプレー
浦和レッズは2日の横浜F・マリノス戦に0-1で敗れ、今季のリーグ戦を7位で終えた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇した直後のホーム2連戦で、いずれも敗戦。クラブワールドカップの戦いが残っているとはいえ、国内でのシーズンの終わり方としては残念な部分が多かった。
その一方で、このマリノス戦ではスタメン出場した矢島慎也が、これまでとは少し違ったプレーを見せていた。これまでの矢島は、必ずしもボールタッチは多くないものの、触った時には一発の決定的な仕事をするというパターンが多かった。それだけに、才能の高さを感じさせながら周囲からは「もっとできるんじゃないか」という声が出る。言葉は悪いが、少し線の細さを感じさせる試合が多かった。
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