「あの頃は甘ちゃんだった」湘南で心身ともに成長した直輝が帰ってきた!
(取材・文)河合貴子
湘南でメンタル的にもパフォーマンスも成長
オフシーズンで、かなり身体を追い込んだのか、4年ぶりに浦和へと戻ってきた山田直輝選手の身体は絞れていた。久しぶりの赤いユニフォームの下には、鍛え上げた肉体が覗えた。
山田選手は「体脂肪は、一桁ぐらいかな?!このオフ、B級ライセンスを取りに行ってました。合宿で2部練で動かしました」と恥ずかしそうに笑った。その笑顔は、やはり懐かしい笑顔であった。
「埼スタを見た時は、ここでプレーしたいという気持ちよりも、早くあそこでプレーしてみたいっていう気持ちだったので、新しい気持ち。でも、北浦和に帰って来たときは懐かしいと思った。両方の気持ちが自分の中にある」と新しい気持ちと懐かしい気持ちが入り乱れていた。
「日本で、誰もが憧れるチーム。良い選手がいて、ライバル関係があると百も承知でここに来た。もちろん、誰であろうとポジションを奪うにいくつもりだ。このチームで試合に出られれば、日本代表にすごく近づけると思う。でも、それだけじゃなくチームを勝たせたい気持ちが凄くある。それを表現して、埼スタでみなさんに見せられれば良いと思っている」と話した。
浦和復帰を諦めかけた時も
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