浦レポ by 浦和フットボール通信

G大阪の惨敗を真摯に受け止めた柏木陽介 自責の念にかられながらもチーム浮上の糸口を模索【河合貴子 今日のポイント/ルヴァンカップ第2節ガンバ大阪戦】


(Report by 河合貴子)

キャプテン柏木が感じる今やらなければならないこと

「最悪だった」と開口一番にそう言って、柏木陽介選手は苦々しい顔をした。

YBCルヴァンカップG大阪戦は、互いにリーグ戦で結果が出ていない厳しい状況下での対決だった。浦和としたらホームの埼玉スタジアムで今シーズンの初勝利を飾り、勢いを付けて中3日で迎えるリーグ戦の横浜FM戦へと繋ぎたい試合でだった。

G大阪も、YBCルヴァンカップの初戦となった広島にホームで惨敗し、リーグ戦も3連敗中なだけに何としてでも初勝利を収めたい。勝ちたい気持ちは同じでも、ピッチで躍動していたのはG大阪だった。武富孝介選手が、男の意地を見せて1点は返したものの、1-4と惨敗。重苦しい夜になってしまった。

立ち上がりから、ゴールに貪欲さを見せて勢いよくゲームに入ったのはG大阪であった。

柏木選手は「入りが凄く悪かった。ボール奪われて2次、3次攻撃をされて・・・。自分がまとめ上げることができなかった」と自責の念にかられていた。

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