4-4-2へのシステム変更で、武藤雄樹が躍動も「シュートを決めていれば、チームの助けになったと思う」【河合貴子 今日のポイント/明治安田生命Jリーグ第4節横浜FM戦】
(Report by 河合貴子)
リーグ未勝利が続く
リーグ開幕してから未勝利の浦和と横浜FM。初勝利が、何としても欲しい両チームの対決となった。
堀監督は、YBCルヴァンカップG大阪戦に1-4の大敗となったことを真摯に受け止めて、ここまでずっとやってきた両ワイドが張っている戦術から、ダブルボランチで中盤をボックスにするシンプルな4-4-2システムへと変更。一方のアンジェ・ポステコグルー監督は、結果が出ない中でもやり方を変えずにDFラインを高くして、あくまでも攻撃的な姿勢を貫いてきた。両チームの明暗を分けることになった采配で、軍配が上がったのは横浜FMであった。
81分にウーゴ選手のゴールが決まり、0-1の惜敗。リーグ戦初勝利をホーム埼玉スタジアムで挙げることができなかった。
ガックリと肩を落とす選手たちの耳に聞こえて来たのは、浦和を愛する人々の「浦和レッズ」のコールであった。
「結果が出せないのは、すごく申し訳ない。いつも一緒に闘ってくれて、ブーイングをされても仕方のないような結果だと思う。それでも、後押しをしてくれている。早くサポーターのみなさんを笑顔にできる結果をだしたい」と武藤雄樹選手は、結果がでない苦しい状態でも支えてくれる浦和を愛する人々に勇気づけられていた。
浦和には、浦和に相応しい笑顔があるはずだ。代表ウィークの中断期間で、しっかりとチームを立て直すことを誓った。
4-4-2のシステム変更で武藤が輝くも
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