浦レポ by 浦和フットボール通信

70メートルまではロジカルだった磐田戦 対ミシャ式の確立は課題に【轡田哲朗ゲームレビュー/明治安田生命Jリーグ第5節磐田戦】


(Report by 轡田哲朗)

2005年以来の開幕5戦未勝利

浦和レッズは4月1日のジュビロ磐田戦で1-2の敗戦を喫した。これでリーグ戦は5試合を終えて2分3敗と勝利がない。5試合を終えて1勝もできていないのは、2005年以来のことだ。これでは、泥沼という表現にも抗弁のしようがない。

浦和はこのゲームをオーソドックスな4-4-2でスタートした。前節の横浜F・マリノス戦は片方のサイドバックを「ヤリ」として使う変則的な4-4-2だったが、今節は基本的に左右対称の形になった。アシンメトリーからシンメトリーに戻ったのは、両サイドバックが遠藤航と槙野智章という構成になったことが大きいのだろう。阿部勇樹がセンターバックに入り、昨季の陣容に戻したような最終ラインとなった。

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