浦レポ by 浦和フットボール通信

新体制で迎えるルヴァンカップ広島戦 メンバーを大きく入れ替えて挑むことが予想される


(Report by 河合貴子)

何のために勝利を目指して闘うのかピッチで体現する

開幕してなかなか結果が出ない中、15連戦を迎えるにあたり国際Aマッチウィークの中断期間にチームの立て直しを図ったが、磐田に1-2と逆転負けを喫してしまった。リーグ再開を黒星発進となったことを踏まえて、堀監督体制に見切りを付けて暫定ではあるが大槻育成ダイレクターにトップチームを任せる決断をした。監督就任から2日で迎える大槻新監督の初陣は、リーグ戦で4勝1分けと無敗で首位に立つ広島とYBCルヴァンカップで対戦となった。

広島とは今シーズン、リーグ戦で3月8日にホームで対戦。遠藤航選手のクロスに青木拓矢選手のヘディングシュートが決まり先制をしたものの、途中出場の柴崎選手にこぼれ球を拾われて同点にされ、さらに79分に決定的なチャンスをズラタン選手が決めきれずに、広島の逆襲のカウンターに合いクリアしようとしたところを稲垣選手に飛び込まれ1-2と逆転負けをしてしまった。

勝敗を分けたのは、4-4-2の右サイドハーフの推進力のある川辺選手をトップにして、4-2-3-1と広島がシステム変更したことであった。また、交代でピッチに送り込まれた広島の選手たちが、しっかりとゲームの流れに入ったことだ。悔しいが、城福監督の采配がズバリ的中した試合であった。

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