2018.04.14

大槻監督がさまざまなメンバー起用している意図とは　コンディション不良で前節欠場した槙野も万全

2018年04月14日 21時19分　
カテゴリ：レッズプレビュー
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(Report by 河合貴子)

現状でのベストを考えている

劇的な逆転で神戸に３－１と勝利を収めた浦和。暫定であるが大槻監督が、浦和を率いて公式戦２勝１分けと魂の籠もった闘いを魅せている。

練習を非公開にして「僕たちにアドバンテージがあるとしたら、それぐらいしかないので・・・」とニヤリと笑った大槻監督の手腕が、見事に結果に結び付いている。

メンバーを大幅に入れ替えて挑んだYBCルヴァンカップ・広島戦では積極的に若手起用し、今シーズン初の完封で引き分けた。仙台戦では、３DFへとシステムを変更し、ベテランの平川忠亮選手を先発で起用し１－０と逃げ切った。

そして、神戸戦では主力である槙野智章選手を温存しただけでなく、右サイドハーフにルーキー橋岡大樹選手をリーグ戦初先発で起用し結果を出した。勝利のために何を仕掛けてくるのか、対戦相手側からしたら脅威だが、浦和を愛する人たちにしたら楽しみでしょうがない。

大槻監督は「コンディションや、やりくりとあまり考えていなくて、現状の選手を見て、次の試合で勝つための一番の布陣を敷いているだけだ。フレッシュさがあった方がチームにとって良いと思えば選択するし、経験の方が必要だと思えば選択する。もちろん疲労も考慮するが、彼らは試合が来ることを喜んでいると思う。そこに対して、良いアプローチをしてくれている」と笑顔を見せて話した。

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