浦レポ by 浦和フットボール通信

ミシャ札幌との決戦 宇賀神友弥が持つ「だからこそ」の思いは


(Report by 轡田哲朗)

ミシャサッカーの申し子だった宇賀神

浦和レッズは21日にコンサドーレ札幌とリーグ第9節の試合を戦う。普段の札幌戦と違うのは、何と言っても今季からミハイロ・ペトロヴィッチ監督が指揮していることだ。昨年の夏まで5年半にわたって浦和を指揮した「ミシャ」との対戦は、多くの選手たちにとって特別なものだ。サンフレッチェ広島時代にも指導を受けてきた選手たちにとって大きな存在なのは間違いないが、浦和でミシャと出会ってキャリアが変わった選手もいる。その筆頭が、宇賀神友弥だと言えるだろう。

宇賀神はミシャの浦和で欠かすことのできない戦力に成長した。後ろに槙野智章、前に原口元気や梅崎司、高木俊幸、ラファエル・シルバといった個性的すぎるアタッカーを抱えるポジションで、自身の良さを出すハードワークと味方の良さを引き出すバランサーとしての才能を開花させた。その成果は、浦和ユースからプロになれず流通経済大を経て戻ってきた経歴の持ち主が、日本代表に選出されるほどに成長したことからも明らかだ。

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