浦レポ by 浦和フットボール通信

オリヴェイラ監督を一番よく知る興梠慎三が、柏戦の敗戦を真摯に受け止めて思うこと【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第11節柏戦】


(Report by 河合貴子)

不甲斐ない試合に終わり、悔しさあふれる

オリヴェイラ新監督体制の初陣を勝利で飾り、好スタートを切りたかった。無敗で大槻監督から引き継ぎ、ホームの札幌戦から中3日で迎えた柏戦。一方の柏は、アウェイの長崎戦から中2日。柏のホームとはいえ、コンディション的には浦和が優位のはずであった。

試合開始から両者譲らず激しい展開のゲームになったが、前線から激しくプレスを掛け続ける柏に苦しめられ、攻撃の歯車が狂い始めた浦和。西川周作選手のファインセーブで、柏の決定的なチャンスを何度も潰したが、72分にオーバーラップしてきた中山選手のクロスを江坂選手がヘッドでゴール前に落とし、これを中川選手が冷静に放ったシュートが決まり0-1で敗戦。悔いが残る試合となってしまった。

「攻撃の時に、前に出てくる選手が少なく、簡単にボールを失った。反省する点が多い」と険しい口調で興梠慎三選手は話した。

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