浦レポ by 浦和フットボール通信

ハードワークを武器にする湘南スタイルをいかに打ち破るか オリヴェイラ監督、埼スタでの初指揮に「良い思い出が出来るようにしたい」

(Report by 河合貴子)

オリヴェイラ監督、初の埼スタでの指揮

前節、オリヴェイラ監督の初陣となった柏戦を、白星スタートで飾ることができなかった。1点を追う展開の中で、ゴールにこだわり最後はパワープレーで柏ゴールへと迫ったが、0-1で惜敗。次節ホームの埼玉スタジアムでは、何としてでも浦和を愛する人々に勝利をささげたい。

オリヴェイラ監督は「タイトなビックゲームを何度も闘った良い思い出がある」と鹿島時代に闘った埼玉スタジアムを思い出しながら、私にとって新しい段階では、埼玉スタジアムをホームとして闘うことができる。勝利を収めて、良い思い出が出来るようにしたい」と話した。

初めて浦和の指揮官として埼玉スタジアムで采配を振るうオリヴェイラ監督の対戦相手は、曺貴裁監督が指揮をとって7年目となる湘南である。就任してちょうど1週間のオリヴェイラ監督とは、訳が違う。選手の特長を把握したチームの熟成度は、曺監督に軍配が上がるのは致し方ないことだ。

だが、浦和には湘南を良く知る選手たちがいる。湘南の下部組織からプロになった遠藤航選手、菊池大介選手や柏時代に2013年から2シーズン、湘南へレンタル移籍していた武富孝介選手がいる。

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