浦レポ by 浦和フットボール通信

ゴール前に不足する「遊び心」や「余裕」 ハマらない守備から点を奪えず【轡田哲朗ゲームレビュー/明治安田生命Jリーグ第14節鳥栖戦】


(Report by 轡田哲朗)

リーグ前節の鹿島戦と同じメンバー

浦和レッズは13日のリーグ第14節、サガン鳥栖戦をホームで0-0の引き分けに終わった。手元の公式記録を見れば、相手のシュートは前半0本で後半2本、コーナーキックは1回。一方の浦和は前半4本、後半5本のシュートを放ち、コーナーキックは10回あった。しかし、その中でも得点源の興梠慎三はシュート0本に終わってしまっている。

浦和はこのゲーム、5日のリーグ前節になる鹿島アントラーズ戦と同じメンバーで臨んでいる。9日のルヴァン杯で9人を入れ替えるターンオーバーを実施していることから、むしろコンディションの良い選手がここに残っていたと言えるかもしれない。オズワルド・オリヴェイラ監督の3バックになってから、リーグ戦では中盤の構成が3人のセンターハーフによる3-5-2が定番化しているが、これは少なくとも中断期間に入るまでは継続されることになりそうだ。

鳥栖の守備がうまくいったわけではない

結果的に試合の概況は、ゴール前にバスを並べた鳥栖の守備を破り切れなかったということになるだろう。では一方で、鳥栖が効率よくうまく守ったのかと言えばそんなことはない。浦和のビルドアップでキーになったのは右ストッパーの遠藤航で、鳥栖は3バックに対する2トップのミスマッチを解消するために、左のボランチが遠藤にボールが入るところで前に出る守備を仕掛けてきた。

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