引き分け以上でプレーオフ進出も岩波は「勝ちを目指して闘いたい」と勝利にこだわる
(Report by 河合貴子)
引き分け以上でプレーオフ進出
YBCルヴァンカップ・グループステージ突破を掛けたラストゲームは、リーグ戦で好調を維持している広島との対決になった。グループステージで浦和は、3勝1分け1敗の勝ち点10ポイントで首位だ。既に名古屋の敗退が決まっているため、浦和とG大阪、広島との三つ巴になっている。2位のG大阪は3勝2敗の勝ち点9ポイント、3位の広島は2勝1分け2敗の勝ち点7ポイントだ。浦和は、広島に引き分け以上で、プレーオフ進出が決定する。
しかし、広島に敗戦をしてしまうと状況は一変する。余り考えたくはないが、広島に敗戦したと想定すると以下の状況が考えられる。
1、1、G大阪と名古屋が引き分けた場合は、3チームが勝ち点10ポイントで並ぶ。ルヴァンカップは今季からレギュレーションを変更しており、勝ち点が同じ場合は「(1)勝点が同一のチーム同士で行った試合の勝ち点、(2)勝ち点が同一のチーム同士で行った試合の得失点差、(3)勝ち点が同一のチーム同士で行った試合の得点、(4)勝ち点が同一のチーム同士で行った試合のアウェイゴールの順によって順位を決定する」としている。優先されるのが同一チーム同士の対戦成績となる。そのため勝ち点10で3チームが並ぶ場合、この対戦間で得た勝ち点は広島が7、G大阪が6、浦和が4となるため、浦和が3位となり敗退する。
2、G大阪が名古屋に勝利した場合は、勝ち点12ポイントでG大阪が1位通過となる。しかし、浦和と広島は勝ち点10ポイントで並ぶが、直接対決の成績により浦和の敗退が決定してしまう。
3、G大阪が名古屋に敗戦した場合は、勝ち点9ポイントのG大阪が敗退する。浦和は、2位で通過することができるのだ。
受け身になってはいけない
(残り 1397文字/全文: 2138文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ